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偽患者として精神病院に潜入! 全米医学会を大きく揺るがした「ローゼンハン実験」その真実とは――?

『なりすまし 正気と狂気を揺るがす、精神病院潜入実験』(宮﨑真紀:訳/亜紀書房)
 1973年。著名な科学誌である『サイエンス』に9ページの論文が掲載された。
「狂気の場所で正気でいること」と題された論文は、当時のアメリカの精神医学界に衝撃をあたえ、精神疾患に対する人々のイメージを根底から覆すことになった。
 スタンフォード大学の教授であったデイヴィッド・ローゼンハンのこの論文は、ボランティアで募
Source: グノシー・サイエンス

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